- オリジナル原稿は2017年5月15日作成。
- Obstetric:産科の、産科学に関する
- Fistula:瘻孔(ろうこう)
そもそも瘻孔がなんなのかわからなかったのですが、goo辞書参照:瘻孔によると、
皮膚・粘膜や臓器の組織に、炎症などによって生じた管状の穴
だそうです。写真を見て理解しました。
現時点では、こちらの国連公式サイトhttps://www.un.org/en/events/endfistuladay/でしか、その詳細は見つかりませんでした。
ちょっと読んで訳してみた。
Obstetric Fistula(産科瘻孔)はもっとも深刻で痛ましい怪我の一つで、それは出産の際に起こりうる。それは処置が施されていない長期の分娩停止によって引きこされる産道と膀胱もしくは直腸の間の窪み(穴?)である。一般的にその容態は女性たちを自制のできない状態にとどまらせ、結果として彼らの地域社会からしばしば遠ざけられる。受難者はしばしばうつ病に耐え、社会的に孤立し、貧困へと陥らせる。多くの女性たちが何年もその状態で生き、場合によっては何十年も続く事もある、それは彼らが治療を受ける金銭的余裕がないからである。
サハラ以南アフリカ、アジア、アラブ地域、ラテンアメリカ、そしてカリブ海においておよそ200万人の女性がこの傷害と共に生き、およそ5万から10万の新しい事例が毎年発症している。さらに瘻孔はほとんど完全に避けられる。それの持続は健康システムが女性の本質的なニーズに失敗している合図である。
決議A/RES/67/147の中で、総会は国際社会へ、産科瘻孔を終わらせるための行動を強め著しく意識向上を図るためにこの国際デーを利用する事を求める。
と言った事が書かれていました。誤訳や更新もあるかもしれないので関心のある人は直に原文をお読みください。
読んでいるとほぼ理解できたんですが、写真を検索してやっと、これのことか!と理解しました。これはたしかにかなり辛い症状な気がします。
日本でこの「産科瘻孔をなくすための国際デー」に関する何かが行われているか検索してみましたが、これを書いている時点では、少なくともここ1ヶ月では特にこれといったものはありませんでした。
- childbirth:分娩、出産
- birth canal:産道
- bladder:膀胱
- rectum:直腸
- prolonged:延長した、長期の、長引く
- obstructed labor:分娩停止
- labor:陣痛、出産、労働、勤労、苦労、骨折り、労働者、お産の
- incontinent:失禁の、不節制な、自制のできない、淫乱な
- shun:(いつも決まって)避ける、避ける、を遠ざける
- sufferer:罹災者、苦しむ人、受難者
- Sub-Saharan Africa:サハラ以南アフリカ
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